本州の亜高山帯に自生しているイチイが,塩尻市の市木です。
姿が上品で親しみやすいため、庭木の垣根として植えられ、美しいふるさとの環境づくりに一役買っています。(信州では「ミネゾ」「トガ」とも呼ばれます)

Taxus_cuspidata2

果実は甘く、そのまま食用にしたり、焼酎漬けにして果実酒が作られます。
しかし種子には有毒・アルカロイドのタキシン(taxine)が含まれており、種子を誤って飲み込むと中毒を起こし、量によっては痙攣を起こし、呼吸困難で死亡することがあるため注意が必要です。

イチイの木の葉はかつて糖尿病の民間薬としての利用例がありますが、薬効についての根拠はなく、種子と同様有毒です。