お掃除nanoda!7月4日に塩尻商店街が様変わり!?
(掃除を開始する前の様子、商店街を並んで歩く様子が分かる写真の挿入)
7月4日、お空は曇っていてときどき雨が降ってきます。
この日、塩尻市にある商店街、大門商店街でとある活動が行われました。
4年生たちが大門商店街に向けて出発をしようとしています。
今日は塩尻西小学校の4年生による、空き店舗を利用した総合学習が行われるのです。
昨年も一緒にお活動をした、山田さんのお話を聞いたあと、4年生たちは大門商店街のに向かって行きます。
3つの班に分かれて、お掃除なのだ!!
この日行われた『空き家をお掃除なのだ』について簡単にご紹介します。
各地に増えている空き家。それを掃除したり、再活用をしたりしているイベント仕掛け人が『nanoda(なのだ)』です。
昨年から、その『nanoda』と協力をし地域との繋がりや学びの機会として、西小学校の生徒が率先的に掃除を行っています。
今回は、商店街にある『ハリカ』、『串でん』、そして空き家を改修して活用されている『nanoda』の部屋を実際に掃除をしていきます。
商店街に着くと、4年生は3つのチームに分かれて、お掃除をさせて貰えるハリカさん、nanodaさん、串でんさんのお店まで向かいます。
最初に簡単な掃除の仕方や道具の使い方を学び、黙々と掃除が進んでいきます。
上の高いところの掃除を協力し合いながら行ったり、ここは消しゴムで消せるよ!など、情報の共有をスムーズに行い、各部屋は掃除が始まる前とでは見違えるほどに綺麗になっていきます。
当日、この学習に立ち合い筆者が感じた事
私は、この日この学習に撮影係のような立場でしたが、立ち会うことが出来て良かったと感じています。
私は全くの部外者だったので、小学生たちがどこまで勉強し、真剣に取り組むのかが分からず、なんとなく不安を抱いていました。
当日、実際に小学生たちのお掃除風景を見てみると、皆掃除のやり方に最後まで真摯に取り組んでおり、最初に感じていた不安なんてあっという間になくなって感心をするばかりでした。
しかも行動がすばやい!
3つのお店を行ったり来たりして撮影を行ったのですが、一旦離れてからまた戻ると、さっきまでとは違う掃除方法に挑戦していたり、掃除自体が終わっていたり。
遊ぶ方もおらず、真剣に楽しそうにお掃除をする姿はとても格好良かったです。
掃除が終わると、最後にお店の所有者からの挨拶がありました。
概ね、その所有者と私の感想はほぼ同じでした。
空き家となっているお店も、放置せずにこういった学習の機会に参加すること、それ自体が所有者と外への『繋がり』になる第一歩なのだとよくわかりました。
子どもたちだけではなく、大人たちも地域に感心を持つには、何をどうすれば良いかなどといった漠然とした課題に意識を向ける前に、『そこに何があるのか』を実際に自分の足や目で確認したほうが、自分が何を解決できるかはっきり理解できるのではないかと強く感じます。
今も私は、塩尻市をどうにかしたいなーという適当で漠然とした思いを持っていますが、それでは何の解決にもなりません。
まずは塩尻を知り、自分の手で何が解決できるかをきちんと認識できれば、もっと地域を良くしていけるのではないかと思いました。
今回、小学生たちの学習に立ち会うことができて大変勉強になりました。
これからも、この学習から目が離せません!