こんにちは、OKDです。

さて、この前の4月19日、塩尻駅前にてモニュメントの完成セレモニーが行なわれました。
そういえば塩尻駅前にずっと放置された砂利のような場所がずっとあったような。そこが、綺麗に直されてなんと新しいモニュメントが設置されたのです。
あまり駅に行かないので、偶然駅を利用するタイミングがあった時、今までなかったモニュメントが突然現れたのでびっくりしました。

モニュメントデザインの公募は昨年から

2016年の3月11日までモニュメントデザインの公募が行われていました。
選ばれるとなんと賞金300万円が贈呈されるという太っ腹企画。

塩尻市中心市街地活性化基本計画に基づく駅前広場の再整備を行い、市の目指す未来に相応しい葡萄とワインの街しおじり、日本を代表する漆器産業、アイデア豊かな精密機械産業、など塩尻市のアイデンティティーを象徴するモニュメントの設置を行います。モニュメントは待合広場の一角に設置し、記念碑的な性格ではなく広場の待合機能と調和する五感に触れるモニュメントを計画しています。

特に、この「五感に触れる」モニュメントという部分がキーワードとなっている募集で、幅広いデザインが応募され、締切から少ししてから市民による投票が実施されました。
数ある公募の中から勝ち抜いたデザインがあのデザインなのですね!

新モニュメントに込められた想いとは

この【円景・縁景】には、えんを結ぶ、えんをつなぐ、塩尻の塩(えん)etc・・・
色んな思いが込められてます。
デザインは信州の山並みと日本の中心をイメージ、真ん中は「へそ」に見立てた穴が空いています。 

少し盛られた足元から、四角く空いた穴が開いており、向こう側を見ることが出来ます。
上にある丸い部分は、柔らかく可愛らしい印象さえあります。

モニュメントの背後には、人々がゆっくり休憩することができる長いベンチが2つ設置されており、さらにその上には、まだ何もありませんがブドウ棚の基礎が置かれています。



若い葡萄の木も数本植えられており、来年の秋頃には立派なブドウの天井が出来上がるかも?楽しみですね!

今までになくキレイに整地され、より一層居心地の良い駅前になりそうです。