1月にプレオープンした塩尻初のコワーキングスペース、Colaboについて、運営されている株式会社コミュニティ・クリエイションの真田さんにお話をお伺いしてきました。

― こちらのコワーキングスペースの名称や利用料金、立ち上げのきっかけなどを教えてください。

名称は、Colabo(コラボ)といいます。いまのところ、3月までは無料で使っていただけるんですけれども、4月以降は1日800円または、月額3,200円でご利用いただけます。
同じコワーキングスペースで松本のノアーズさんと、ここColabo、2ヶ所どこも自由に使える月額利用料金もございます。

こちらは、もともと信州大学と塩尻市の連携プロジェクト研究所ということで信州大学の学生さんに使われていたんですが、最近このスペースの利用が少なくなっていました。もう少しスペースの活用が活発になればいいということで塩尻市の行政の方がコワーキングスペースのような形で、みんなが集える場所にならないか、ということで弊社にお話をいただいたのがきっかけです。
弊社、東京の三鷹が本社なんですが、三鷹でもコワーキングスペース開設したことがあるんですね、そんなこともあってこちらのコワーキングスペースもご協力させていただこうということで、弊社が主体となって作ったという形です。
― どんな想いでColaboさんの立上げや運営されていますか?

この周辺は、えんぱーくさんだったり、SIPさんだったり、ビジネスを興したいという方が集まる場所がたくさんあるんですよね。そういったことも踏まえまして、こちらはビジネス向けというよりは、子育て中のお母さん方が気軽に集えるような場所、という形へコンセプトを変えたほうがいいんじゃないか、ということを考えて私も女性の視点でなにかお役に立てるんじゃないかと、こちらのコワーキングスペースに立ち上げから運営に携わっております。

塩尻市には出産・子育て・再就労を支援するための子育て応援サロン、子春日和というところがありまして、お母さん方が楽しくご自分の趣味の雑貨などを作ったりもされていて、プロ顔負けの作品を作られていらっしゃる方も多いんですね。でもそういう方たちが「自分の作品を発表する場所がない、」ということがあって。
今だったら個人でオンラインショップも立ち上げられるけど、それは少し敷居が高いじゃないですか、そこを私たちがお手伝いや応援していきたいな、という強い気持ちがあってこちらのスペースでも少し飾らせていただいているんですよね、なのでそいう方たちがひとりでもふたりでも多く、こちらに来ていただけると嬉しいです。

一般の方はもちろん、ITに詳しくなくてもネットショッピングのサイトを立ち上げたい、起業したい女性、そういった方を応援していきたいなと思っております。

 

― 塩尻市の好きなところや、お困りごと、塩尻がもっとこうなればいいのにな、というところは、どんなところでしょうか。

私、ワインが好きなので、塩尻はたくさんの美味しいワインがあって嬉しいですね。秋になると塩尻駅に下りたとき、ぶどうの香りがしてきて、そういう所が好きです。私は、ずっと沖縄で育ってきたので長野県には海がなくてとても寂しいんです、雪も多いし寒いし、雪かきは苦手です。私は雪を見ると冬眠したくなっちゃいます(笑)

塩尻は食べるところが、寂しいかな。せっかく塩尻駅に、あずさも、しなのも止まるのに、もう少し駅前に何かあればいいのにな、と思います。
外から塩尻に来た人と、お昼などご飯を食べに行こうとするとき、どこになにがあるかわからなくて、ずっと困ってたんです。でも、市役所の人や知り合いの人に聞くと、あーこういうところがあったのか、と。だから私も、ココにこういうお店があるんだよ、ということを教えられるようになりたいですね。

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4月から本格的に運営を開始されるコワーキングスペースColabo、楽しみです。


Colabo

http://colabo.link

〒399-0737
長野県塩尻市大門八番町1番27号 塩尻情報プラザ2階
信州大学塩尻市連携プロジェクト研究所内(駐車場有り)