塩尻に住んでいる方ならば、誰しもえんぱーくを利用したことがあるかと思います。
利用目的はお勉強だったり、読書だったり、各々の自由で有意義な時間を過ごすためでしょう。
18時頃にえんぱーくを下の道路から見上げても、ずっと真剣に読書や勉強をしている人が見えて感心しています。
さて、えんぱーくはそういった自由に利用できるスペースとしての認識が強いと思いますが、それはひとえに巨大な図書館と一体化しているからではないでしょうか。
塩尻にあった昔の図書館は、塩尻西小学校に通う私としては下校途中に寄れて楽しかったのですが、いささか不便な位置にあったと言えます。図書館が現在のえんぱーくに移動して、それはそれは利用人数も増えたことではないでしょうか。
そんな塩尻市民に大人気なえんぱーくの図書館ですが、児童書コーナーになにやら嬉しいコーナーがあるようです。
子どもへの読み聞かせの参考に!
絵本専門士というお仕事はご存知でしょうか。私は初めて聞きました。
絵本専門士とは、絵本に関する高度な知識、技能及び感性を備えた絵本の専門家です。
<略>
絵本専門士の役割は、読み聞かせやおはなし会、ワークショップなど実際に本を使って行う取組み、絵本に関する知識をもって行う指導・助言、絵本に関する自らのネットワークを活かした人的・物的ネットワークなど幅広く、活動の場所も幼稚園や学校から図書館、医療機関まで様々です。
国立青少年教育振興機構より
市読書推進アドバイザーで絵本専門士の松本美幸さんが厳選した、【松本さんのおすすめの本】というコーナーがあるそうです。
絵本専門士厳選というだけあって、4月からの約8カ月間で5000回以上の貸し出しがあり、絵本選びに悩む大人たちの助けにもなっているそうなのです。
絵本を読まなくなった働き盛りの大人や、本を読んでとせがむお子様にぜひ利用してもらいたい一件でした。