御子柴 進(みこしば すすむ、1964年6月29日 – )は長野県塩尻市出身の元プロ野球選手(投手)、野球指導者、野球解説者。
松本工業高校3年時で下手投げに転向し、1982年のドラフト会議で阪神タイガースから4位指名を受けて入団。背番号は「56」。当時阪神のエースとして活躍していた小林繁に憧れていたため、入団に際して悩むことはなかった。リーチを生かし、体全体をバネのように使って投げるサイドスローの投球フォームと、プロ野球選手としては細身の体型が小林に似ていたため「小林二世」の異名を取った。
現役時代は変則的な投球フォームから繰り出される変化球とコントロールを持ち、先発、中継ぎをこなす使い勝手の良い投手として重宝された。また、中日ドラゴンズ戦に強くキラー的存在であった。オールスターゲームファン投票の中間発表の際、一部の熱狂的なファンの組織票によって、上位に入る事態が発生した。投手ながら中村勝広監督時代に代走で起用されたことがある。